自説

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Dell凋落の原因とゴーイングコンサーンについて

高い顧客満足を誇ったデルが苦境に立たされている。ついに「直販オンリー」から「店頭でも販売」に踏み切った。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/25/news014.html

・分析:Dell凋落
かつてはPCの最強ブランドとして名をはせたデル。その強さの秘密はデルのダイレクトモデルにあった。在庫を持たず、受注生産方式でPCを組み立てて直販する。デルはこの方法を徹底的に効率化し、PC業界の覇者にまでなりあがった。
そのデルがなぜここまで凋落したのか。その理由は簡単。PCの主流が、かつてのデスクトップから、ノートPC・テレビサイドPC・ボードPCといったものに変化し、受注生産方式の強みが活かされなくなったからに他ならない。このデルの最高にして唯一の強みが活かされなくなったときから、デルの凋落は決まっていたのだ。これについては半年ほど前にCNETで特集、分析されている。
http://japan.cnet.com/special/story/0,2000056049,20322747,00.htm
結局、デルの独自路線が実を結ばなかったわけだ。
直販の強みがなくなったデルは牙を持たない狼。そのデルが、店舗販売に踏み切ったところでどうにかなることはない。もうデルの復活は望めないだろう。

・主張:企業成長のあり方
企業には継続するという社会的使命・責任があるという主張、いわゆるゴーイング・コンサーンの哲学。サイバーエージェントの藤田をはじめとして、この哲学を重んじる経営者は多い。
しかし私はこの考え方に疑問を持っている。企業は市場の成長とともに成長し、自分の強みが活かせなくなるのに併せて縮小、消滅していくべきものと私は思うのだ。
たとえば昔、馬車を作っていた会社があったとしよう。その会社が自動車の普及によって急速に業績が悪化してきたとする。その場合、私は、市場の縮小に応じて馬車事業の規模を縮小し、最後は解散すべきと思うのだ。
ところがゴーイングコンサーンの哲学を持った経営者はこの判断を誤る。「企業は永続しないといけない。この会社をつぶしてはいけない。これからは馬車だけではダメだ、自動車も作ろう」と、その技術もないのに事業を無理やり拡大し、崩壊していくのだ。
今のデルを見ているとそんな気がしてならない。デスクトップの市場規模の縮小にあわせて自社の事業規模を縮小すべきなのに、ノートPCなどを作り続け、店舗販売などを開始する。これでは、デルには悲惨な末路が待っているのではないだろうか。
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