自説

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解雇の自由化 期待と不安

北欧などは解雇は自由で、その代わりセーフティーネットが充実してるらしいので、企業はいらない人間をいつでも首を切れるし、また切られた側も生活にすぐには困らないらしい。(間違ってたらご指摘を)
逆に日本では正社員が不当に保護されて、そのしわ寄せが期間社員に行っている。

解雇を解禁せよ。
 解雇自由化は日本経済復活のための一丁目一番地 - 藤沢数希
 最悪の時はこれからだ
これらの主張は、なかなかお面白く、セーフティーネットの強化と併せて、試してみる価値がある。

しかし1つ懸念がある。あまりに解雇自由をやりすぎると景気の波が、大きくなり不安定になるのではないだろうか。
たとえば、次のモデルで考えてみる。
・ある村に家を作りたい人が10人いる。
・その後10年間、その村には家を作りたい他の人が出現しない。
・その村には1人の大工がいる。
・大工1人で家を作るのは1年かかるとする。
・その村は閉じた世界で、外部との人や物の交流がない。
解雇自由な社会の場合、1人の大工が9人の社員を雇い、総勢10人の大工で、最初の1年ですべての家を供給し、翌年に全員解雇、その後9年間一軒も家が作られなくなる。
解雇ができない社会の場合、1人の大工が1年で家を一軒ずつ作り、10年でその村の需要に対して供給する。
どちらが理想の社会だろうか。たしかにミクロ的にみると、解雇ができない社会の場合は、建築を最後に回された施主は10年間欲しい家が手に入らず不便な思いをする。でも、マクロ的に見た場合、景気は安定したほうがいいので、毎年一軒ずつ家を作る方がいいのではないだろうか。

つまり、解雇が自由になると、需要の大きな波に対して、供給サイドがその生産力を簡単に調整できるようになるため、景気の波が大きくなる。逆に解雇が不自由だと、需要の波に供給サイドが簡単に追随できず、景気曲線がマイルドになり安定するような気がする。

でも、こういった懸念があっても、私は解雇自由な社会の方がいいような気がする。

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