自説

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IBMのサン買収交渉決裂

IBMのサン買収交渉が決裂したもよう。

私が大学生だった1994年から1999年ころ、サンはまだUNIXのリーダーだったように記憶している。サンのSolaris、HPのHP-UX、IBMのAIX、そしてDECのDigitalUNIX。私が認識していたUNIXはこの4つだった。大学の計算センターにあるUNIXはIBMのAIX。当時の私は、「なんでメジャーなSunじゃないのかなぁ」と不満に思っていた。そのぐらい、サンの存在感は大きかった。逆にIBMは死にかけた巨象だった。

そういえば、サンはアップルを1996年に買い叩こうとしたっけ。結局この買収提案は決裂したが、これによってサンの名は「アップルを買い叩こうとした会社」とUNIXを知らないパソコンユーザーにも知れ渡った。このころのアップルも経営は危機に瀕していた。多くのユーザーに愛され、カリスマ性を帯びていた会社だったが、つぶれるかもしれない運命に多くの人がかたずを飲んで見守っていた。

プログラミング言語のJavaを開発したのもサン。今でこそ定番言語だが、当時はまだ生まれたてで脚光を浴びている次世代言語だった。今では、良質の参考書がたくさんあるが、あの当時はまだ、いい本がなく、習得に苦労した記憶がある。

CSKの創業者、故大川功氏に、 「投資家として自分の最大の失敗だったのは、サン・マイクロシステムズに投資しなかったことである。」とまで言わしめたシリコンバレーの雄。サンがIT業界に残した業績は大きい。しかし、やはり盛者は必衰するのか。

IBMはルイス・ガースナーによって、アップルはスティーブ・ジョブズによって優良企業に返り咲いた。逆にサンは株価がピーク時の50分の1に落ち込んだと聞く。IBMの提案した価格にSunが不満で交渉が決裂したらしいが、SunはIBMやアップルのように、かつての輝きを取り戻すことができるのだろうか。

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